今回のテーマは「鼻炎」です。この時期 花粉症も相まって鼻炎患者さんは多いです。いつも鼻をシュンシュンしていて何とかしてあげたいなという気分になります。
鼻炎をどう治すかなんですが、私はいつも患者さんに「なんで鼻炎になるんでしょうね?」と訊くと「花粉症だから。」なんて答えが多いです。まあ、そりゃそうですけど。「じゃ 何で花粉症なの?」「アレルギーだから。」」「何でアレルギーなの?」「うーん」みたいな会話。鼻炎が花粉症にいっちゃったけど 要は「胃が悪い・腸が悪い」って話。
だいたい鼻炎の人は 胃が悪い。鼻炎の患者に「胃悪いでしょ。」ってお腹を診る前に言ったら「何でわかるんですか?」というのは日常茶飯事。足の三里に鍼するだけで鼻詰まりが治ったりする。「足の三里」ってツボ 胃腸など消化器系の治療では欠かせないツボ。鼻炎の治療では消化器系の治療が大切ということになる。ちなみに花粉症の人に色々訊いたら 肩こり・首こりの時は症状がきつく出てくるそう。
あとは鼻炎の直接攻撃では鼻孔(鼻の穴)の近くの反応点に 美顔鍼で使うような鍼で置鍼。あと髪の中 上星あたりに置鍼。患者さんの胃腸への治療と鼻付近の治療でスッキリと鍼灸うえだを後にされます。
鍼灸うえだでは なるだけ原因というものについて説明して 患者さん本人が気を付けたら具合が悪くならずに済むものなら気を付けてもらうがモットーなので「 ~ には気を付けてね。」というようにしています。
そうそう 先日腰が痛い患者さんに 「座り方が悪いからこうしたら。」とアドバイスしたら月一の患者さんでしたが3ヵ月 あいだが空いてしましました。その患者さんの母親も来院されているのですが「調子が良いから、娘が鍼灸うえだに来ないのよ」と言われていました。まあ、調子が良いならいいや と思って頑張ります。
鼻炎の人は 胃の調子が悪いことが原因ってこともあるから 「食べ過ぎ注意」です。