しもやけを治す   ①

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 今回のテーマは「しもやけを治す」です。もう初夏になろうという時期で季節外れは否めません。また昨今「しもやけ」も死語に近いです。今度の冬まで温めていたら忘れそうなのでブログに挙げておきます。

 最近 しもやけで~ という人は本当に少ないです。今年はひとりでした。
私のしもやけの思い出は まず小学3~4年生の時は足の指 親指以外全部しもやけになったことがあります。痒いやら痛いやらで困ったとき 祖父から「しもやけの指に干していた唐がらしを指一本一本に貼り付けたらええ。」と言われやってみたら 痛くて痛くて(多分刺激が強すぎたのでしょう)えらい目にあいました。また同じようしもやけになった時 祖父より「マムシ酒をしみこませた布を指に巻いたらええ。」と言われやってみたら 痒くて痒くて えらい目にあいました。
 わたしの悲しい思い出です。

 それはいいとして よく鍼灸ではしもやけになった指に刺絡してその指から滞っている血を絞り出すというやり方があります。一時的には有効のように思いますがあくまでも一時的なもの。あと 足なので出血させることには衛生的にも少し疑問があります。
 私のしもやけの治療法はしもやけの指に出血しない程度の刺激、毫鍼(刺す鍼)より三稜鍼にて(この場合 先を丸くした中程度の刺激の三稜鍼)軽く打ちます。それだけでも気持ちいいし血流も良くなります。その後お灸です。そのしもやけの指にするのではなく指の付け根あたりに(中足̪趾節関節あたり)にお灸するとしもやけは良くなるようです。
 よく考えたらなぜしもやけになるんだろう?なぜなる人とならない人がいるんだろう?といった疑問が湧いてきます。
一言でいうと血流が悪いんでしょうね。
 どうしたら しもやけが無くなるの どうしたら足の指の血流が良くなるの?
この患者さんを診ているときにあることに気づいたんです。ああそうなのか と。

                  この続きは しもやけを治す  ⓶で 
 ややこしいですが また治すところが違うので違うページのブログに書き込んでいきます。        

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