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足の冷えに効きます。

今日は全国的に寒いですが、明日からだんだんと春模様。

ここは効くと思ったツボですが 暖かくなると必要なくなるので 今日しかないと投稿です。

足の冷えに効くツボ それは「膝陽関 ひざようかん」というツボです。場所は膝の外側 大腿二頭筋腱と腸脛靭帯の間の間凹部、大腿骨外側上顆の後上縁にあります。わかりやすく言うと膝のちょっと上、何となくくぼみがあって押さえるといた気持ちいいところ ここです。このツボは別名「寒府かんぷ」といって冷えが集まるんだそう。このツボを刺激すると足の先の方(足の先まで温まるわけではありませんが)が温かく感じます。

かく言う私は腰が悪いせいか足がよく冷えます。2月の寒いとき夜寝るときに足が冷えて冷えてたまらないときに、どうしたらマシになるかなと考えていると「寒府」を思い出しました。手でマッサージ(手で押す)くらいしかできませんでしたが、効果はてきめんで足があったかくなりました。やっぱり効くんだ~と思っていたところ、治療の際患者さんが 足が冷える というのでそこに鍼を入れていきました。(痛くないようなのでそこそこ入れましたが)治療後 足はまだ冷えますか?と尋ねたところ 冷えてないとのことでした。患者さん数人に試しましたが結構有効です。

足の冷える方 試してみてください。

  (この記事は どこネットと鍼灸うえだ のブログにて公開しています)

花粉症を治す

今日のテーマは「花粉症を治す」です。よく 花粉症は治らないよね~ なんて声をよく聞きますが、花粉所は治るんです。以前 私のホームページに 偶然花粉症が治った なんてことを載せておりますが・・・。その内容としては 花粉症のかの字も言わなかった患者が突然の 治った! カミングアウトしたという話なんですが、今回はちょっと違う話です。

 前に紹介したコロナで味覚障害になった患者さん。この患者さん 花粉症なんですって。けど昨年よりずっと飛散量が多いと言われる今年 全く花粉症の症状が出ないとのことなんです。ついでに味覚障害はほぼ完治しています。

なぜ 花粉症が良くなったか考えていきましょう。この患者さんの症状 味覚障害でしたね。なんで味覚障害になったかというと あのコロナでした。コロナは呼吸器系の疾患なので味覚障害と言えど呼吸系も一緒に治療します。一緒というのは 目のかゆみはどうしようもありませんが 鼻水など止めるツボは多々あります。まずこういった鼻に効くツボ鍼をしていきます。また胃は鼻に通ず という言葉があるのですが 胃と言えば 足三里。背部に至っては 肺兪 といった肩甲間部のツボを使うと呼吸器系の症状には効果があると思われます。でもこれだけではまだまだ。花粉症はアレルギー,アレルギー系を治すには 大腸 。大腸の状態を良くするには大腸に効くツボを使うということになります。こうすることによって花粉症の症状が良くなると思われます。あとこの味覚障害の患者さんは昨年5月から来院されてほぼ毎週治療しています。よく花粉症の患者さんは花粉が飛ぶ前から薬を飲むと効果的と言われていますのでずっと治療することはとても効果的です。

言い添えますがこの味覚障害の患者さん 全く花粉症の症状が出ていないんです。マシになったとというレベルではないようです。昨日 鍼の勉強会をしましたが 講習生に花粉症の男の子がいてしんどいと言っていましたが上記のことを説明して講習生同士治療をしたらすごく楽と言っていました。

花粉症は期間限定ということもあり「これだけ我慢すれば」と思っている方もいますがしっかり治すことが大事だと思います。

(この記事は どこネットと鍼灸うえだ のブログにて公開しています)

足が痛い を治す

 今年のいろいろな症状の第7弾です。

 足が痛い と患者さんがよく訴えます。たとえば かかとの辺り 。どこかで打ったりしたの?別に~ で原因は不明。足の裏が痛い 勿論原因不明。はてさて 原因不明で病気とか症状でたりします?そんなことはありません、やはりどこかが悪いからだと思います。さてそれはどこなのか、それは言わずと知れた「腰」です。腰の状態が良くないから 症状が起こるんです。ただ 患者さんは その「腰」が痛くないので 「腰}が悪いとか思わないのです。理解できない患者さんに 実際に身体の変化が起こる 症状が改善することでしか説明できません。

 70代 女性。3か月目から 右足 踏み込んだりするときの足の裏が痛い 特に第3指の裏が痛い とストレートに足が痛い という患者さんでした。病院では 足底筋膜炎 なる病名なんですが 何したの? って感じですが。

上記のように ここの痛みは「腰」からきてますよ という説明に やはり「?」でした。2回の治療で痛みが無くなった記憶があります。

 以前は なぜ 痛みが発生するのかわかりませんでしたが、理由がわかるようになって治療自体楽になり、自信をもって行うことができるようになりました。 やはり「腰」が重要です。

 (この記事は どこネットと鍼灸うえだ のブログにて公開しています)

頚に関係する症状を治す

今年のいろいろな症状の第6弾です。

 今年は 頚に関係する症状が多かった気がします。頚の鍼で症状が取れたというお話です。

 まずは 顔が痛い という症状。1か月に1回ペースで来院される患者さん、女性・30代。いつも来院時には頚がよく凝っている。今回は2ヵ月ほど間が空いて来院。いつもはご主人と子供さんと一種なのだが、肩こり・頚凝り・顔痛いで急遽 一人で来院。先生、なんか変な病気ですかね?という問いに 頚の凝りのせいでしょう。ふ~ん、というかんじ。頚の正中(真ん中)のちょい右を押すと 患者さん 痛い!。顔が痛い 原因はここの凝りですよ とここに鍼を入れていく しばらくすると 顔の痛み 取れてきましたと患者さん。良かったです。

 歯が痛い 歯が腫れる(歯茎の間違いかな)という患者さん 70代 女性。ちょうど以前虫歯治療の後、かぶせた歯のところが腫れたり痛かったり。歯医者さんは そしたら 一旦かぶせものを取って神経抜きますか? という話になって この歳で神経取るの痛いからイヤ どうにかなりませんか?という依頼。この患者さんも当院の患者さんで2週に1回ペースで来院。頚や肩が凝ってくると 歯茎が腫れたりするんですよ と頚や肩に鍼をすると治療が終わった時点では痛みは無くなっていました。

 今年は 頚の凝りや肩の凝りのせいで不調を訴える患者さんが多かった気がします。

頚の特に正中の凝りは 顔面の痛み、歯の腫れや痛み、顎関節症などに関係しますから どうかお気を付けください。

 (この記事は どこネットと鍼灸うえだ のブログにて公開しています)

脊柱管狭窄症を治す

 今年のいろいろな症状」の第5弾です。

最近よく患者さんが口にする「脊柱管狭窄症」のお話です。

 私が 脊柱管狭窄症 という病名を耳にしたのはかれこれ13年くらい前のことです。当時は なんと訳の分からない病気があるものだ と思ったのが印象的です。骨が変形し神経を圧迫したりする、歩くと腰や足がだるくなるのに休むとまた歩ける といった摩訶不思議な病気だと思っていました。その頃、その病気の患者さんから「腰を温めていればマシなんじゃ」と言われ 頭が混乱したのを覚えています。

 それから13年、鍼灸をいろいろと研究していくとある結論に達しました。(腰痛に限らず、身体全体のことですが・・)なぜ、頸椎・腰椎ヘルニアが起こるのか、なぜ脊柱管狭窄症なるのか。このなぜを解明できれば つまり原因がわかれば打つ手はあるということです。交通事故や打撲など外的要因はそうではありませんが、身体の中で起こっていること これがわかれば治療もできるということです。

 ということで 私なりに仮説をたてて 患者さんに治療を試させてもらいました。73歳女性 今年5月くらいに 整形外科より「脊柱管狭窄症」といわれた。歩いていると右腰から足にかけてだるくなる、5分くらいの歩行で休憩したくなる とのこと。最初の治療ではあまり効果が出ませんでした。さらに研究を重ねて治療すると 患者さん自身が腰や足のだるさが減り「マシになった」といわれています。

何処のツボとは、一応企業秘密なので公にできませんが、やはり腰部です。それと鍼と刺絡(吸い玉)を併用すれば 症状が改善していくと思われます。まだ、その症状の患者さんの例が少なく確定的ではありませんが、治療効果は高いと考えています。これからも症例を増やしていきたいと思います。

(この記事は どこネットと鍼灸うえだ のブログにて公開しています)