鍼灸うえだの今年の成果について

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一人で鍼灸院内で活動していると何かとマンネリ化するもの。また治療もワンパターンになりがちで一向に治療効果が上がらなくなる。昨年はどこかに講習会に出掛けて行って新しい発見を見つけてきました。代表的なものに頭皮針があります。
 今年は講習会には参加せず、自分なりに勉強したり研究してみました。成果の代表例が「温陶灸器」です。今年の初めより八尾の陶芸家さんと一緒に簡便且つ効果のあるものを目指し1年がかりで使いやすい道具を作ることに成功しました。こちらの注文通りの試作品を作ってもらいそれを実際に使ってみて不具合を治しての繰り返しでした。使ってみると坐骨神経痛の患者さん、下半身が冷える患者さんには腰への温陶灸器がとても効果的です。またガスが多い人や身体自体疲れてる人には身柱に温陶器をすることで症状の緩和ができます。
 もう一つは仙骨への鍼灸刺激です。腰痛や坐骨神経痛の患者さんの治療効果が悪い時に色々と調べてみると仙骨部に着目して探してみると効果的な治療点が見つかります。このおかげで腰痛患者さんの治療効果が上がりました。治療も楽になり助かっています。
 ついでにもう一つというと 小児のイライラに百会穴への刺激。ブログでも書いていますが朝起きて暴れる小児に百会に小児はりをしたら次の日からピタッと治まりました。自分でもすげ~と思ってしまいました。これまたブログに書いていますが 夜尿症2回で完治(多分)。

患者さんを治療させてもらって色々なことがわかる・できるようになる。大変ありがたいことです。ブログを書きながら今年の印象に残ったことを思い出しています。来年もより一層患者さんが良くなるよう精進します。
まだまだあと二十日くらいあるので気を引き締めていきたいと思います。
今年最終までまた患者さん治療面白ネタがあればブログにアップします。

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