疲れた時や寝不足の時に目の下にクマができますよね。今回のテーマは「鍼灸で目の下のクマをとる」です。
その患者は小学3年生の女の子。ぱっと見に目の下にクマが見えます。私が見えるということはほかの人にも見えるわけでガ学校では「危険生物」と呼ばれることもあるとか。それは「熊」!と突っ込みを入れたくなりますが・・・・。
3歳下に妹もいるけどクマはない。「よく寝てますか?」親御さんはしっかりしていて9時には寝かせているとか。原因はなんだ。そこは鍼灸師、考えることはやはり「凝り?」ってかんじです。
昨年からの鍼灸うえだのテーマに「より良くなるために」があり今まで以上の効果が出せるかがポイントでした。その際に注目している箇所があります。それは 頸椎の1番、2番といったところの凝り。督脈に「風府」というツボがありますが、通常あまり使わないかな。それより風池といったツボの方がよく使われます。小学生なので小児はりで治療をしますが、それに鍉鍼(刺さない鍼)で頸椎1,2番辺りを刺激する。それを繰り返していると(毎週小児はりで治療する)クマがわからなくなってきました。本人自身も「マシ~」といっています。
勿論 大人の治療に加えると「さっぱりした」とか言われることが多いです。
やはり治療する場所は大事だなと感じました。目の下にクマが出たときは試してください。