今回のテーマは「鍼灸には副産物がある」です。特によく感じるのは 小児はり です。大人の鍼灸もそうですが、勿論小児はりでもそう、何か症状があってそれを治療するために来院されます。鍼灸師はその症状を治そうと一生懸命になるのですが、思わぬ効果もあるようです。
小児はり 夜尿症で通院している男の子、小学三年生。夜尿症はだんだんと良くなっていますが、それとは別にお母さんから「小児はりをするようになってから、何事もウジウジだったのに自信もって何事にもするようになった。」と言われました。最初の頃は「学童保育でもその日の宿題ができなかったのに、きちんとやって帰るようになった。」というはなしだったんです。性格変わってきたな~みたいな。良いことです。これまた夜尿症の女の子。今まで朝が苦手で起きれなかったのに最近はご機嫌でおきるそうです。お母さん大助かりだそう。
小児はりは基本的に全身治療。頭から足までします。勿論大きい子は喋れるけど赤ちゃんは喋れないないですから、施術者が悪いところを見つけて施術していくことになります。保護者が気が付かない部分も一緒に施術しているのでそういった効果が現れるのだと思います。子供たちが元気になることは喜ばしいことです。
そうそう、今日は朝、雨が降っていましたので電車通勤。普段はなるべく自転車で身体を使うのですが・・・。駅から治療院までの間に整骨院さんが何件かあります。ふと見ると窓に「小児はり」の文字が・・。この辺りでは鍼灸うえだだけっだったのに。ここらもだんだんと需要が増えてきました かな。
痛くなく気持ちいい小児はり、お薬飲まなくても済みますよ。即効性もありますし。是非お試しください。