小児はりでこんなことしています。

このエントリーをはてなブックマークに追加

 小児はりといえば 子供に刺す鍼ではなく撫でるように刺激を与えることで知られています。私も有名な小児はりを習いましたので鍼灸うえだでも撫でるような刺激の鍼をしています。ただそれだけではなくて・・・。小児はりだけでは無理な時、よく線香灸を使います。鍼灸うえだではその線香灸の代わりに「棒灸」。けっこう小児には人気です。「気持ちいい~」って幼稚園児が言うんですよ。小児はり+棒灸という組み合わせで治療しています。
もちろん治療効果も大きくママ・パパから喜ばれています。以前のブログにも書きましたが 小学1年生の毎日夜尿症が2回で治ったのもこの棒灸のおかげです。

 これだけでも「子供にはり灸やりすぎ!」と言われるところですが、昨年末から「子供にはり」しています。その子は小学2年生 体重58キロ。でっかいなあ。鍼灸うえだの鍼の中で一番細い鍼を刺しています。「気持ちいい~」今からこれやったら将来どんだけ肩こりになんねんて感じ。年明けには便秘いわゆるフン詰りで「お腹痛い」とお母さんと来院。「小児はりじゃ無理だからもう鍼刺すで!」「エ~刺すの、嫌だ!」「痛かったら痛いと言いなさい。痛いことはしないから。」「じゃあ やって。」こんな会話が交わされ鍼が1本、2本、3本と。結局8本背中に刺さってる。痛いとも言わない。ついでに棒灸も加えて。ハイ終了。お母さん時間みていて20分。「もう小児はりじゃないね」と言っている。10分くらいお腹痛いと言っていたが急に「トイレに行く」。帰ってきたらスッキリ。いっぱい出たそうです。
もちろん撫でる鍼だけでよくなる子どもさんもいるけど、もうちょっと頑張らないと無理な子どもさんもいるように思います。ママやパパには喜ばれていますが・・・。まだまだ修行・勉強が必要だと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です