今年の春は「花粉症」のツボを探すことがテーマでした。自分に(ブログ:ピンチはチャンス編)または患者さんの協力のもと一応 ツボを発見しました。ツボの条件としては自分一人でツボを押さえられる、つまり治療らしきことができるのが条件です。だって花粉症はいつ来るかわからないし、誰かが傍にいるとは限らないので一人でできるという条件が要るのです。
鼻の中全体が楽になる というのが頭の処。ツボ名など言っても一般の人はわからないのでわかりやすく・・・。
まず両耳の裏を前につまり二つ折にします。その左右の耳の上の尖った処から線を頭上で交わらせます・その線と身体の真ん中の線(正中線)の交点が「百会ひゃくえ」というツボです。頭痛・逆上せ・痔などに効果があると言われているツボです。そこではなく百会から指の幅一つ分前の正中線にすっごく痛い処があります。ここを刺激すると鼻の中全体が鼻炎の時にスッとします。私の場合は風邪をひいた時 そこに鍼をすると鼻の中の違和感がとれてスッとしました。一度試してみて下さい。
あと気になるのが鼻水。気が付けばタラーリと落ちそうになる。あんまりカッコいい姿ではないので鼻水が止まるといい。定番は小鼻の処。鼻水が出る方がちょっと痛いか硬いか。そこを刺激すると一時的に鼻水は止まります。あんまりきつく押さえたりすると鼻の処なので目立っちゃいます。軽めに押さえて下さい。
別のツボで鼻水押さえるとしたら手首。親指からの線とと手首の線の交点。この辺りを押さえるとここもまた一時的に鼻水が止まります。ここも試してください。ここは鍼灸学校時代 友人と発見しました。もう20年以上前のことですが・・。
患者さんも花粉症とはだんだん言わなくなる時期、今回発見したツボもお蔵入り。
でも花粉症の方ちょっと覚えておいてくださいね。