ピンチはチャンス(鍼灸うえだの場合)

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ピンチはチャンスなんてよくきく言葉です。私のような鍼灸師に言わすと「体調が悪くなったときこそ人体実験して良く効くツボを探すぞ!」ということなんです。そんな時じゃないとツボって探せないですしね。
実は私はあまり「肩凝った~。」などとは思わない、肩こりというものをよく知らない。衝撃発言!!大学時代ワンダーフォーゲル部だったので重たいキスリング(今でいうザック)を先輩に持たさせてよく山に登りました。1回生の山登り多分1回目か2回目の時に肩が痛くなり「これが肩こりなんだ」と実感したことを覚えています。銭湯の10円マッサージ器に座って思いっきり揉んだらすぐ治りました。じゃあ、違うのかな。
睡眠は布団に入ると30秒で熟睡です。だから不眠って何?1年に1度か2度寝れない日が・・・。これが不眠なのか。患者さんと話をしていて不眠の話になって「私もあります。年に1回か2回だけど・・。」と威張っていったら「そんなのは不眠と言わないの!」と一喝されました。ということで最近はこんな身体・こんな体質に生んでくれた両親に感謝しています。体調がすごく悪くならないので治療することもないです。だから体調が悪くなったらチャンス。どこに鍼をしたら体調が変わるのか人体実験、ワクワクする~。

ということで人体実験のお話です。このところ気温が一定でありませんよね。風邪をひきました。♪私風邪をひいちゃいました♪(一応流行りものを入れておきました)喉が痛い、鼻水が出る、熱があるが大きな症状でしょうか。自分でできること、やはり制限があります。背中は鍼が打てないし鍼するところが限られる。熱の治療は背中でするか、指の爪の近くを使うかなのですが、背中はできない。爪の近くは鍼を片手で持つことになりこれまた難しい。熱の治療はお見送り。鼻水と喉に絞ってツボ探し。そうだ、鼻水は花粉症治療になるから頑張って見つけないと・・。
ということで鼻水のツボ見つけました。鼻の中が気持ち悪い感じが取れるツボと鼻水がでなくなるツボかな。現在このツボで鼻水が止まるのか臨床実験中です。うまくいけばブログで公開します。乞うご期待。喉はうまくいきませんでした。

そうそう我が家は鍼灸一家なので基本、最低限しか飲みません。先日こんなことがありました。長女も4月から社会人。4月1日から入社式、研修へと。入社式が品川で荷物少ない方がいいとなるべく荷物は少なめに、もう温かくなるだろうと冬物はなし。しかし研修は長野県へ、周りを見れば雪が残ってる。そりゃ風邪ひきますよね。「研修期間が長いので常備薬を持参してもいいですよ」という会社の配慮でしたが「うちは薬を普段飲まないから、せんねん灸でも持って行け。」と持たせました。入社2日目に風邪ひいた~とSOSの電話。薬があるわけでもなく「じゃこのツボとこのツボにお灸だ」と電話越しにお灸指導。なんとか治ったようです。さすが鍼灸師の娘と感心しました。

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