口の中と言うと思い浮かぶのは虫歯。虫歯はやっぱり歯医者さんに行かないとね。でも急に歯茎が腫れたり、虫歯じゃないけど痛いって時がありますよね。そういう時ってだいたい休日か夜。口の中が痛いのって困りますよね。頭に近いから最後には頭痛まで起きちゃってなんてね。
そんな時鍼灸のツボを使いましょう。前腕部(大抵の場合痛んでいる側の手を使いましょう)手の陽明大腸経という経絡があり「温溜オンル」というツボが有効です。でもツボってなかなかわからないですよね。そこですっごくいいツボを教えちゃいます。私のブログでもYNSAという頭皮鍼の話を書いたことがあります。でもこれはYNSAではないんです。私がYNSA講習会で頭にする鍼を習った時に面白半分にいろいろ試していたら偶然発見しました。
その日は急に左の歯が痛くなりました。虫歯の痛さとは違うのですがとことん痛い。涙でそうくらい。今まで使ったツボ 温溜(上記記述)を使ってみましたがすごい効果は無し。頭皮針を勉強していた私は頭のどこかに効くツボがあるだろうと探しました。するとちょっと触れただけでもすごく痛い処を発見。そこに鍼を刺入してしばらくすると今までの痛みが嘘のよう。再発もせず現在に至っています。もう3か月くらい前のことです。
先日私たちが主催している臨床家育成会の講習生から「先生 歯茎が腫れて痛いです」との知らせ。当日はお口の中にお灸をするという凄腕先生が来られていたのでまずはお灸からチャレンジ。そのあとすぐに私の頭の鍼2本。お灸との相乗効果があったのか鍼のあと腫れがましになったようです。経過が知りたかったので飲んでる写真をフェイスブックにあがっているのをつかまえて状況を訊きました。次の日には腫れはかなりひき楽になったようです。凄腕先生からは1週間の禁酒通達でしたがその日にもう飲んでいたようです。効果てき面かな。
その臨床家育成会が終わって帰宅すると嫁さんが「歯が痛い」今日は大入り御礼か。「しめしめ、いいツボを知ってるぞ」と嫁さんにしてみるとこれまた「マシ~」これだけ効いたら公表しても大丈夫かな。
その場所は経穴のツボにはないようです。どこかというと患側(痛みがあるほう)の頭のてっぺんから耳に行く方向に指4本(親指以外)で軽く触っていくと違和感を感じる処があります。ついでに押してみるとすごく痛いそこに鍼灸師さんなら鍼してください。(鍼灸師さんの閲覧が多いようで・・・。)一般の方なら爪楊枝で押さえてみたら効くのでは?痛いのはいや、早く痛みが止まるのを祈っています。