夏休みも終盤、蜩の声も聴かれるようになった頃、ドーンと体調が悪くなります。よく言う「季節の変わり目」ですかね。患者さんにはこういう風に説明します。 「お客さんが来たらええとこ見せなあかんから、頑張るでしょ。気が張っているからしんどいとも感じない。そしてお客さんが帰ると緊張が解けるからどっと疲れがでてくる それとおんなじ。お客さんは熱い太陽でその時は暑さに負けないよう頑張っているけど秋風が吹いてくると一気に身体が頑張らんようになるんで疲れを感じるようになる。」お判りでしょうか?意識のないままに暑い夏に対抗して頑張っていたんです。もう緊張の糸が切れる時が今・・・。
これらを打開するには、なるべく睡眠時間を多く摂ることまず第一です。身体の疲れを取るのに最良は寝ることです。もう一つは冷たいものを口にしないということ。暑い時はいいですがこれからは涼しくなるのに冷たいものは要りません。欲しがっているのは頭だけ、身体が欲しがっている訳ではありません。この2点に注意すれば「季節の変わり目」を乗り切ることができます。
もちろん 鍼灸治療は睡眠を深くする・胃腸を整える・体に溜まった疲れを取っていくといった効果がありますので 夏の間鍼灸治療遠ざかっていた方も是非お勧めします。お盆が終わり今年も中盤に入りました。元気で今年を過ごせますよう。